棒芯のオイルランタンならこれ!Future Fox Antiqueを紹介

キャンプ

様々なランタンがある中で、ゆらめく炎が感じられるオイルランタン。発光体となるマントルランタンやLEDランタンほどの照度がなくとも、キャンプサイトの雰囲気を盛り上げてくれます

ロマン溢れる空間を作り出してくれるオイルランタンも、種類が多くてどれを選んでいいか迷ってしまいますよね。

フェアーハンドやデイツなど人気メーカーでも、芯の大きさによって本体サイズが異なったり、カラーバリエーションも豊富だったりと迷う事でしょう。

今回は、無骨ながらもアンティークな雰囲気が漂う、FUTURE FOXのオイルランタンAntiqueを紹介します。

他のオイルランタンには無い、形状と雰囲気が魅力です。是非、参考にして下さい。

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オイルランタンとは?

出典:pixabay

炎が直接揺らいでいるため、やさしく温かみのある明るさが、アウトドアならではの雰囲気を演出してくれます。

レトロな魅力のデザインが野外の風景に溶け込み、キャンプでリラックスしたい夜の時間にぴったりのギアです。

オイルランタンのメリット

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燃料は、灯油とパラフィンオイルの使用が可能。灯油の場合、安価にどこでも購入でき、ランニングコストも抑えられるのがポイント。使い込む程に味が出てくるランタンです。

様々なアンティークなオイルランタンを、コレクションするのも楽しいかもしれません。部屋のインテリアとしても、オイルランタンは魅力溢れるギアです。

オイルランタンのデメリット

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マントルランタンやLEDランタンと比較すると、照度面で控えめです。オイルランタンは、雰囲気を楽しむランタンであり、その雰囲気がゆとりの時間を与えてくれます。

灯油を使用した際は、煤が付着しやすいのでメンテナンスが必要です。ガラス製のホヤも煤で黒くなりやすいです。

水洗いで簡単にきれいになりますが、本体の煤除去は面倒だと思う方にはデメリットになるでしょう。

正しいオイルランタンの使い方

正しい使い方は、オイルランタンの芯を出しすぎないこと

実際、芯に灯油またはパラフィンオイルを染み込ませ、気化した空気を芯の入っているドーム部分内で作り出し、その空気を燃やしています

芯を直接燃やしているわけではないないのです。芯が焦げやすい!というのは、芯の先が出過ぎているためです。正しく使えば芯は1本3,000時間程もつと言われています。

灯油とパラフィンオイルの違い

両方可能なものもありますが、燃料指定している製品もありますので、説明書をよく読みましょう。ちなみに今回紹介するAntiqueは、パラフィンオイルを推奨しています。

灯油パラフィンオイル
引火点40度以上95度以上
分類第2石油類第3石油類
匂いありほぼなし
ありほぼなし
値段約110円〜/L約1,000円〜/L

FUTURE FOXのオイルランタンAntiqueを紹介

筆者撮影

Antiqueは、一般的なハリケーンランタンの平芯とは異なり、5mmの棒芯を使用した無骨ながらもアンティーク漂う外観が特徴です。

棒芯を使うことで、キャンドルランタンのような柔らかな光を発光可能。キャンプの夜を幻想的な空間にしてくれます。

外観と用途

筆者撮影

置いているだけでもかっこいい、シンプルなデザインながら時代を感じるアンティークさを持ち合わせた製品です。

高さが18.5cmで、ペットボトルと比較しても同じくらい。収納や持ち運びやすいのが特徴です。
置いて使ったり、吊るして使うなどシーンに合わせて使い分けができます。

使い方

使い方も簡単で扱いやすいです。

筆者撮影

・上蓋を外す
上蓋についている金色の固定部分を緩めます。上蓋を持ち上げるように持って後ろに倒します。

筆者撮影

・点火
 灯芯の先端に火を近づけて点火。

筆者撮影

・火力調節
 つまみを回すことで灯芯が上下し、火力を調整することが可能。1〜2mm出すのがおすすめ

筆者撮影

・完成
 上蓋を戻して金色の固定具をしっかり閉めて完成です。

基本情報は、以下の通りです。

詳細
サイズ12×12×18.5cm
重量780g
連続使用時間48時間

他のランタンとの比較

Antiqueを他のランタンと比較してみましょう。

ガソリンランタンの代表格としてColemanの290A

ツーマントル仕様だけあり、光量も十分。グループやファミリーキャンプには丁度いいが、ソロキャンプではここまでの明るさは必要ないかもしれませんね。

ハリケーンランタンの王道、DIETZのNo.30

筆者撮影

平芯4分芯を使用。ソロであればメインのランタンとしても使用でき、キャンプらしい雰囲気作りができます。
LEDライトと併せて使えば、より効果的な灯りの組み合わせができるでしょう。

AntiqueとDIETZのNo.30比較

筆者撮影

そして、今回のAntique。火が灯る面積が少ないため、光が柔らかく優しい感じです。照らす目的より、やはり雰囲気作りに適しています。
横並びで見ても光量の差が出ています。棒芯のオイルランタンは、キャンドルランタンのように、眺めているだけでも心が穏やかになりますね。

現代のヴィンテージ風ランタンでキャンプを楽しもう!

筆者撮影

今回は、FUTURE FOXの棒芯ランタンAntiqueを紹介しました。

このランタンは、名前の通りアンティーク調な佇まいと、ブランドのもつ無骨なイメージを合わせ持った粋のあるランタンです。

キャンドルランタン並の灯が、とても妖艶に感じる幻想的な空間を作ってくれます。ランタンとしてのメインにはなれずとも、キャンプサイトのメインにはなれるランタンです。

気になった方は、是非手にしてみてこの印象を感じてみてはいかがでしょうか。