冬キャンプの醍醐味は、澄んだ空気によるきれいな星空鑑賞と、焚火や薪ストーブなど暖をとりながら、リラックスした時間を楽しむことではないでしょうか。
しかし、夜が深まるにつれて外気温が低下すると、広々としたシェルター内で過ごす時間が長くなります。
ドーム型シェルターは、天井が高く開放感があり、リビングや寝室を分けることもできるため、まるで冬の隠れ家のような快適な空間を作り出すことができます。
テントスカートが付いたオールシーズン対応のモデルを選ぶことで、すきま風を防ぎ、暖房効率をアップさせることも可能です。
今回は、オールシーズンに利用可能なおすすめ大型ドームシェルターを紹介します。ぜひ、参考にしてください。
冬はどうしても巣ごもりキャンプになりがち
冬キャンプは、時間にとらわれず、暖かい鍋やおでんなどを食べながら、リラックスした時間が過ごせるのが魅力。テントは風をさえぎるため、想像しているより暖かいです。
とはいうものの、さらに快適に過ごしたいですよね。幕内で暖をとりながらのキャンプは日頃の喧騒を忘れさせてくれます。
暖房装備を入れたキャンプは快適そのもの
屋外での焚火もキャンプの醍醐味だが、場所や時期によっては氷点下まで冷え込むこともある。幕内で薪ストーブや石油ストーブといった暖房器具の導入によってより快適に過ごせます。
SNSでは、こたつを使用したお座敷スタイルもアップされ、まさに自宅さながらにキャンプを楽しんでいる人も多々います。
暖房装備を導入することで、暖をとるだけでなく、薪ストーブを利用したキャンプ飯も作れ楽しみの幅が広がります。
※幕内での暖房機器導入は、原則推奨されていません。
使用する際は、自己責任の元、必ず一酸化チェッカーの設置をし、定期的な換気を行うと共に、燃焼 物の取り扱い方・テント内での配置に十分気をつけてください。
冬キャンプは満天の星空も見れて楽しさ倍増
冬キャンプの1つに凛とした空気があります。特に冬の時期は、空気が澄みわたり、夜空がとてもきれいに見えます。
幕内で暖をとりながら、たまには外に出て夜空を見上げれば、満天の星空が広がっています。
夜の時間が深くなればなるほど、その輝きもよりくっきりとしたものになり、日頃の疲れも一気に吹き飛んでしまうことでしょう。
大型ドームシェルターの使用用途
大型ドームシェルターは、使用用途によって様々にレイアウトができるのが魅力です。タープの代わりとしても機能十分。一定のプライバシーも保たれ、多目的に使えるキャンプギアです。
就寝も兼ねた大型テントとして利用
シェルターは、広々とした空間が魅力です。コットやカンガルーテントを置けば、まるで小さな部屋のよう。
薪ストーブを設置すれば、暖をとりながら調理も可能。悪天候でも快適に過ごせるため、キャンプの幅が広がります。
また、プライバシーも確保できるため、安心して眠ることができます。ソロキャンパーの方には、自分だけのプライベート空間として。
ファミリーキャンパーの方には、家族みんなで楽しめるリビングスペースとして。様々なシーンで活躍する、まさに万能なテントです。
仲間が集う憩いのスペースとして利用
グループで行く際の憩いの場として利用すれば、シェルター内はみんなで過ごすための特別な空間になります。
みんなで囲んで鍋料理を楽しんだり、ボードゲームで盛り上がったり、それぞれの持ち寄りのお酒を飲みながら語り合ったりと、様々な楽しみ方ができます。
広々とした空間で、まるで自分たちの秘密基地のような感覚に。仲間との絆を深める、忘れられない思い出づくりの場になることでしょう。
おすすめ大型ドームシェルター5選
それでは、おすすめの大型ドームシェルターを紹介します。大型ドームシェルターは、大きさの割には、通常のドームテント構造と似ているため、慣れてしまえば設営と撤収も早く行えますよ。
WAQ Paramount Dome
ソロでも、仲間や家族でも集える中型サイズ。幅4m、最大天井高2mにより、男性でもしゃ
がまずに生活でき、面積が円形のためデッドスペースが出にくいのが特徴です。
煙突ポートが2箇所設置しており、360°メッシュ可能により、どの方向からでも風が通り抜け、通気性も抜群。出入り口が3箇所あるので、相手に気兼ねなく出入りできます。
スペックは以下の通りです。
| 詳細 | |
|---|---|
| サイズ | 410×355×195cm |
| 重量 | 14.5kg |
| 素材 | ポリエステル210T |
TOMOUNT シェルターテント
40Dナイロン生地を使用しており、居住性がありつつ9.7kgと軽量で耐久性に優れているのが特徴です。メインの２箇所の出入り口の他に三角メッシュ窓を6つ採用。
通気性も良く、開放感が抜群のドームシェルターです。また、天井には開閉可能なメッシュ付きの天窓を設置。透明窓に切り替えて、星空を眺めがら過ごすことができます。
スペックは以下の通りです。
| | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 350×290×175cm |
| 重量 | 9.7kg |
| 素材 | 40Dナイロン |
OneTigris TOWER-M ドームシェルター
4m×4mの広々空間でシーズン問わず快適に過ごせる中型サイズの半球型ドームテントです。天井高が1.9mあるので圧迫感なく過ごせるのが特徴です。
4つの出入り口と8つの空気穴があり、テント内をいつでも快適に保つことができます。煙突口も設置しており、寒い時期でも暖かく過ごせます。
スペックは以下の通りです。
| | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 420×420×190cm |
| 重量 | 10.5kg |
| 素材 | 40Dナイロン |
QUICKCAMPドームシェルター FELS
天井には自然を楽しむビニール天井を装備。澄んだ星空の下で、天然のプラネタリウムにもなり、輝く夜空を満喫できるのが特徴です。
フロント3面とバッグの2面に大型のメッシュ窓が設置されており、解放感はもちろんのこと通気性も抜群です。内側からビニール窓を覆うことで、プライベート空間も確保します。
スペックは以下の通りです。
| | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 440×440×210cm |
| 重量 | 16.4kg |
| 素材 | ポリエステル |
KOVEA コベア GHOST SHELTER ゴーストシェルター
韓国の人気ブランドであるKOVEAのシェルタードームテント。設営が楽な3ポールハブシステムを採用し、リップストップナイロン生地の高級シェルターです。
ポールには耐久性に優れた軽量のジュラルミンメインポールを採用。開放感に優れた円形のメッシュウインドウが特徴的なシェルターです。
スペックは以下の通りです。
| | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 375×370×190cm |
| 重量 | 16kg |
| 素材 | 40Dナイロン |
冬キャンプの楽しみが広がる！ドームシェルターを見つけよう！
今回は、大型ドームシェルターを紹介しました。各社独自構造をもとに特徴を出しているのが、ここ最近のドームシェルター事情です。
ソロキャンプでゆったりと過ごしたい方、ファミリーキャンプで賑やかに楽しみたい方、それぞれのキャンプスタイルに合ったドームシェルターを選ぶことで、冬キャンプの過ごし方がぐんと変わってきます。
広々とした空間で快適に過ごせるだけでなく、悪天候時にも安心です。ぜひ、相性の合うドームシェルターを見つけて、快適な冬キャンプを楽しんでください。
