「車中泊のスペース問題」はカーサイドシェルターにおまかせ!

キャンプ

キャンプと並びメディアや動画効果で、車中泊はいまや人気のアクティビティですよね。

車中泊の場合、限られたスペースで楽しまなければならないのだが、連泊すると車内の狭さを感じてしまうことはないでしょうか。

そんな時は外気に触れ、心地よい日差しと空気を感じながら食事や昼寝などくつろぎの時間を作ることで、運転や狭小空間の疲れも軽減されます。

そこで役立つのがカーサイドシェルター。いつもの車内スペースにもう1つスペースを作ることで、一気に快適に過ごせます。
シェルタースペースは地上高もあるので、普通に立って過ごせるメリットの多いアウトドアギアです。

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カーサイドシェルターとは?カーサイドタープとも比較

筆者撮影

車中泊仕様の乗用車にカーサイドタープを付けている方は多いが、カーサイドシェルターとは、どのようなものでしょうか。

カーサイドシェルターは、一言で言えば車と連結するテント。車に連結するため少ないポールでの組み立てが可能で、設営と撤収が非常に楽に行えます。

カーサイドシェルターの価格は2万円〜6万円程度。価格がソロテント並みのため、アウトドアギアの中では、テントの購入に目がいき、割とスルーされがち。

しかし、実際に使ってみると、その快適さと簡便さから長年キャンプをしている筆者も使用頻度が多くなりました。

カーサイドタープとの違い

カーサイドタープとカーサイドシェルターでは、使う用途が変わってきます。

カーサイドタープはいわゆる日よけであり、幕は天井箇所のみ。雨や日差しは防げるものの、風雨の巻き込みや、寒い日の夜は難しいです。カーサイドタープの下に荷物を置いたまま車中泊するのも、安全面で不安がありますよね。

デイキャンプなどには、カーサイドタープで十分かもしれないが、宿泊を考慮すると少しでもプライベート空間が作れるカーサイドシェルターの方が、人目を気にせずゆっくりくつろげます。

カーサイドシェルターの魅力

筆者撮影

カーサイドシェルターの魅力は、車との出入りが一体化されプライベート空間が確保できることです。

ポールを立てて自立できるタイプも多く、タープ代わりに使用できるのも特徴の1つです。

シェルタースペースによって誕生した空間には、さまざまなメリットがあるので、紹介していきます。

狭い車内を拡張できる

筆者撮影

接続したカーサイドシェルターによって、車内空間が一気に拡張します。新たなスペースが生まれたことにより、車内の荷物を持ち出すことができ、車内を広く使えるのもポイント。

車内を寝室として使い、シェルター空間をリビングスペースとして使う事も可能。ゆったりとしたひと時を過ごせます。

プライベート空間と外食のコラボができる

筆者撮影

車中泊での楽しみは、車中飯という方も多いですよね。しかし、外でとる食事もいいもの。リラックスでき、車内では難しかった料理にも挑戦できます。四方が囲まれているため、プライベート空間もバッチリです。

まさに車中泊とキャンプのコラボレーション。就寝直前までキャンプさながらのアウトドアを楽しみ、眠くなったらそのまま車の中で車中泊。全てがプライベート空間の中で行えます。

風雨をしのげ車内にアクセスできる

筆者撮影

車中泊の強みは天気に左右されないこと。そのメリットはカーサイドシェルターを接続した場合でも同様です。

カーサイドタープの場合、夜中の風雨の吹き込みなど不安要素が多いですが、テントさながらのカーサイドシェルターであれば、雨や風をしのいでくれます

テントよりも効果があるのは、雨の日の車へのアクセス。車に直結しているメリットにより、雨に濡れずに車内への撤収が可能です。

暖房器具も使え快適に過ごせる

筆者撮影

外のスペースができたことで、石油ストーブもできます。冬の車中泊であっても、寛ぎ時間や食事時間も、暖かい空間で過ごせます。

シェルターになっている空間は、熱も逃げにくく快適。車の扉も開けておけば、上着なしでいられるくらいに車内も暖めてくれます。

車内だけだと難しかった暖房器具も、空間リビングができたことで使用可能となり、楽しみの幅が大きく広がりますよ。
※使用中は、自己責任の元一酸化炭素中毒防止のため、警報機並びにこまめな換気を行って下さいね。

融合から生まれる今までなかった車中泊術

筆者撮影

長旅が続いたり、車中泊の常備品が車に積みっぱなしだと、車内の荷物が煩雑になりがち。だからといって、道の駅や駐車場で荷物を降ろして整理するのは、やはりマナーに欠ける行為です。

カーサイドシェルターがあれば、キャンプ場などを利用し、細かい車内荷物を降ろして整理もでき、車内空間を改めて組み直すことも可能です。

カーサイドシェルターは、ネット窓や出入り口の幕の巻き上げなどにより、より自然との一体感が感じられるのがポイント。

日差しを遮りながら、風を感じ小鳥のさえずりを聞き非日常を更に味わえます。キャンプ場であれば焚火も楽しめるため、キャンプとのコラボレーションを存分に満喫できます。

今回使用したカーサイドシェルターの基本情報は以下の通りです。

詳細
メーカー名ogawa(オガワ)
商品名シェルター型 カーサイドシェルター2336 ブラウン
素材フライ/ポリエステル75d(耐水圧1800mm)
ポール6061アルミ合金(直径13.0mm)
重量約4.2kg
収納サイズ約68×18×18cm
対象の車輛サイズ車高170cm~200cm
幕体仕様シームシール(防水)加工、UVカット加工、テフロン(撥水)加工

カーサイドシェルターは、車中泊とテントのいいとこどり!

筆者撮影

カーサイドシェルターは車中泊をする方は所有してても損はしないアイテムです。収納サイズもテントと違い小さく、コンパクトに収納できるため、車内の隙間箇所に積載できます。
設置すればプライベート空間がもう1つ増え、車中泊とテントのいいとこどりの居住スペースへ変貌。車中泊を楽しむ方は、ぜひカーサイドシェルターを取り入れてみてはいかがでしょうか。