道志みち(国道413号)沿いは、数多くのキャンプ場がある一方で、峠道に慣れていない方には少しハードルが高いかもしれません。
しかし、道志川の豊かな自然を満喫したいという気持ちは、誰しもが抱くもの。そんな方にぜひおすすめしたいのが、神奈川県相模原市にある「青野原キャンプ場」です。
青野原オートキャンプ場は、清流・道志川が流れ、緑豊かな自然に囲まれた、まさに大自然の中にあるキャンプ場。道志みちの奥まで行かなくても、気軽にアクセスできます。
道志川のせせらぎを聞きながら、四季折々の景観の中で過ごす時間は、日頃の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。
今回は、「青野原オートキャンプ場」について紹介します。ぜひ、参考にしてください。
青野原オートキャンプ場の魅力とは?

青野原キャンプ場は、ファミリー・ソロでも使いやすいキャンプ場。
整地された大小様々な区画と広大なエリアにより、初心者・上級者問わず楽しめる場所です。その魅力について紹介します。
サクッと行きやすい

「青野原オートキャンプ場」は、圏央道相模湖ICから約15分とアクセスもよく、近隣にスーパーマルエツ、ホームセンターのコメリもあり利便性も抜群です。
予約も不要で、思い立ったらすぐに行けるのが魅力。
目印の看板を曲がると、かなりの距離を下ります。道志みちそのものが、標高の高い場所を通っているのを実感できます。
キャンプ場の受付に着くと、山間とキャンプ場脇を道志川が流れ、突然広がる大自然を感じることができます。
デイキャンプ専用エリアもあり使いやすい

「青野原オートキャンプ場」は、アクセス抜群のため、気軽に立ち寄ってデイキャンプを楽しむことができます。
専用のデイキャンプエリアは、グループでバーベキューを楽しんだり、少数でくつろいだりと様々なスタイルに対応できます。
特に、道志川の河原に直結しているため、夏には澄んだ川で水遊びを楽しむことができます。子供たちはもちろん、大人も童心に戻り遊ぶことができます。
自然の中で、日常のストレスから解放され、非日常空間を満喫できます。
気分で選べる5つのキャンプエリア

「青野原オートキャンプ場」は5つのエリアに分かれており、それぞれ異なる魅力を持っています。受付棟を過ぎたデイキャンプエリアのAエリアの先が、5つのキャンプエリアです。
特に人気なのは、川沿いCエリアと隣接するBエリアです。これらのエリアは桜並木が美しく、春には満開の桜を楽しむことができます。

Eエリアは、広々とした空間でキャンプを楽しみたい方におすすめです。川沿いにあるため、水の音を聞きながら、自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。
Fエリアは、比較的空いているため、静かに過ごしたい方におすすめです。
どのエリアも、目の前の道志川の流れる音と、四季折々の美しい自然が、五感を満たしてくれるでしょう。
掃除の行き届いたトイレや炊事場

トイレは洋式水洗でウォシュレット付き。トイレットペーパーも補充されていて、掃除が行き届いてます。
炊事場もきれいに清掃され、気持ちよく使用できます。炊事場は4箇所、トイレは3箇所設置されているので、水場で困る心配もありません。
知っておくと便利情報
「青野原オートキャンプ場」は、予約不要でサクッと行けるキャンプ場ですが、予約不要がゆえに場所どりが大変な時期もあります。
繁忙期は場所取りが大変

キャンプブームが落ち着いたとはいえ、特に春と夏は混雑が想定されます。夏は目の前の道志川で川遊びができ、春は桜の木の下でお花見キャンプができます。
チェックインは8時からですが、予約不要の早いもの勝ち。時期によっては場所取りが大変な時があります。
真冬の炊事場対策

炊事場には、お湯の出る場所はありません。冬キャンプをする場合は、炊事用手袋を持参すると便利です。
筆者は、基本自宅で洗うため、キャンプ場では軽く水洗いする程度で、ビニール袋にまとめて入れて持ち帰っています。
都心から近い!青野原キャンプ場で自然を満喫しよう!

「青野原オートキャンプ場」は、観光名所の相模湖からも程近くにありながら、キャンプ場内は一変して川と山々に囲まれた静寂な空間が広がっています。
周囲は鳥のさえずりや川のせせらぎの音しか聞こえず、まるで都会の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。道路からも離れているため、車の音もほとんど気になりません。
アクセスが良いので、気軽に立ち寄ることができ、バイク、バックパック、自転車など、車以外で来ている方も多く見かけます。
広い場内には、様々な広さの区画があるため、ファミリーからソロキャンパーまで、キャンプスタイルを選びません。
自然の中でリフレッシュしたい方はぜひ、「青野原オートキャンプ場」に足を運んでみてはいかがでしょうか。