パンに挟めば主食にもおやつにもなるホットサンドメーカー。外はカリッと、中はとろ〜り溶けたチーズなど、簡単で美味しい料理ができる便利な道具ですよね。
ホットサンドメーカーは、ブラジルのバウルー村生まれの調理器具。ブラジルではバウルーという道具名で通用しています。
バウルーが伝播したのは、ブラジル旅行をした日本人男性がお土産として手にしたのが由来です。
その後、新潟県燕市の田巻金属(株)が、日本の食パンに合わせて開発設計。今では多くのブランドで製造販売していますが、元祖バウルーが日本製というのは驚きですね。
筆者もリーズナブルな価格と便利さから、ついつい増えてしまい今では4つの異なるタイプを所有しています。
今回は、ホットサンドメーカーの購入を検討中の方に、その便利さを紹介します。
是非、この記事を参考にして購入の検討をしてみて下さい。
※他のホットサンドメーカーの記事はこちら→思わず即買い!ちょっと変わったホットサンドメーカー「テンマクデザインマルチホットサンドメーカーII」
ホットサンドメーカーの魅力とは?
ホットサンドメーカーの必要性は、購入して初めて実感しました。蓋をしてひっくり返せば両面が焼け、フライパンの蓋も要らないので茹で料理にも重宝します。
筆者もついついタイプ別で増え続けてしまいました。
フライパン要らずの万能調理器具
両面プレートで加熱するため、調理の手軽さと便利さは抜群です。直火式であればひっくり返すだけ、電気式であればその手間も要りません。
蓋をして焼き上げるので、肉料理は旨みを封じ込めジューシーに仕上がります。ホットサンドメーカーに水と枝豆を入れれば、簡単につまみとして枝豆が完成します。
直火式のホットサンドメーカーであれば、ジョイントが分離できる製品が多いので2つのフライパンとして効率的に調理が可能です。
ホットサンドメーカーは、ただのパン焼き器ではなく、肉、おつまみ、スイーツ、主食を網羅できる万能調理器具です。
コンパクトで携行性が抜群
ホットサンドメーカーそのものが嵩張るものではないため、ギアボックスの隙間スペースにも収まります。
取っ手が折りたたみ式や外せるものは、更にコンパクト可能。ミニマムな装備が必要なツーリングや、ハイキングでも邪魔になりません。
調理後は、そのまま食器代わりとして洗い物も軽減できます。使用用途も多様化できるので、荷物の軽減にもなりソロキャンプにもおすすめです。
手入れも簡単
ホットサンドメーカーの内側は、コーティング素材により、こびりつきにくい加工処理が施されている商品が多く、お手入れも楽々です。
直火式のホットサンドメーカーは、そのほとんどが分離可能。プレートごとに洗浄できるため、いつでも清潔に保管できます。
電気式は、プレートが外れませんが、コーティング素材により、水拭きでも綺麗になりますよ。
具材を挟む無限のレシピ
具材を挟むだけのホットサンドメーカーは、食材の組み合わせ次第で、無限のレシピが楽しめます。以下は、ホットサンド一つでキャンプした場合の1例です。
気密性の高い道具なので、いずれも「外側パリパリ、中フワフワ」な料理を楽しめますよ。
朝食には定番ホットサンド
定番のホットサンドは、中の具材や生地を変えるだけで、ピザ風にもホットケーキにもできます。余ったご飯やコンビニのおにぎりで焼きおにぎりの完成です。
昼食には蒸し料理で軽食
実はホットサンドメーカーが最も本領を発揮するのが蒸し焼き。餃子・焼売、広島風お好み焼きやジャガイモや卵料理、ソーセージも水を入れて蒸せば皮パリの美味しいソーセージが食べられます。
夕食は肉料理でガッツリと
焼き鳥やステーキもひっくり返すだけなので、簡単に済ませたい時でも、短時間でしっかりした食事が可能です。
お気に入りのホットサンドメーカーを見つけて、美味しいレシピにチャレンジしよう!
キャンプ派は直火式、車中泊派は電気式がいいでしょう。筆者は直火式しか所有していないので、直火式に関して言うと、焼き加減を楽しむ時間は非日常感も味わえ楽しめますよ。
現在、所有しているホットサンドメーカーで出番が多いのは、「和平フレイズホットサンドメーカー」です。IH対応で内部に仕切りがない為、自宅とキャンプで大活躍しています。
1枚専用の「ハックMontagnaホットパン」もソロキャンプに丁度いいので、常にギアボックスに入れています。
今では多種多様な製品が出回っており、好きなブランドで買い揃えるのも楽しみの1つです。
それぞれのキャンプスタイルに合ったホットサンドメーカーを見つけて、様々なレシピに挑戦してみて下さい。
また、1つ楽しいひと時を手に入れられますよ。