おすすめ車中泊グッズ!必需品から買ってよかった便利アイテムまでを紹介!

ノウハウ

いま人気を集めている車中泊。興味はあるけれど、「必要なものは何だろう」実際に便利だったアイテムが気になる」と思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は、キャンプに比べ初期投資が少なく手軽に始められる車中泊の魅力を紹介し、一般的に揃えておくべき必需品を解説します。

さらに、筆者自身が体験の中で「これは買ってよかった」と感じたアイテムも取り上げます。必要な要素がわかることで、初めての方でも車中泊を安心して楽しめるヒントが見つかるはずですよ。ぜひ、参考にしてください。

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車中泊のメリット!時間や場所に縛られない自由な旅

筆者撮影:こうした朝日が見れるのも移動できる宿泊スペースの特権

車中泊って、ちょっとした冒険みたいなもの。普段は気にしない星空を眺めたり、夜や朝の散歩で新しい景色に出会えたりします。

こんな場所で泊まってみたい!」が叶えられて、登山や観光にもフットワーク軽く動けるのが魅力。快適さはまるで家にいるようなのに、自由をたっぷり味わえるのが車中泊ならではの楽しさです。

車は自分だけのプライベート空間。家とはちょっと違うけれど、不思議と落ち着く“秘密基地”みたいな感じです。快適な車中泊をするためにもある程度のアイテムは必要

移動式秘密基地で、運がよければ絶景を独り占めできることも。自由とワクワクが詰まった車中泊は、一度体験するとやみつきになる楽しさがありますよ。

車中泊に最低限必要なグッズ3選

筆者撮影:快適に過ごせば、車内から眺める景色はいつもと違って見える

車中泊初心者におすすめなのは、大きく分けて3つ。快適な睡眠を支える寝袋・マット、プライバシーと防犯に役立つカーテンやサンシェード、そして夜の車内を快適に過ごせるLEDライトの3つです。

寝具類(マットや寝袋)

筆者撮影:車中泊の快適度は睡眠の良し悪しで決まる。写真はmont-bell#5の寝袋とWAQのインフレータブルマット

車中泊で快適に眠るには、マット選びがとても大切。シートを倒すだけでは凹凸が気になり、腰や背中を痛める原因になります。

初心者におすすめなのは寝袋とマットの組み合わせ。マットでおすすは、厚みを確保できるインフレータブルマットや、耐久性が高く手軽に使えるウレタンマットです。

厚さは8〜10cmを選ぶと失敗しにくく、10cmあればタオルで座席の段差などもそれほど調整しなくても快適に眠れます。

寝袋は、時期に合わせて変えるのがベスト。まずは3シーズン対応できる寝袋を選ぶといいでしょう。

この商品に関する記事は、こちら

目隠し(カーテンやサンシェード)

筆者撮影:DIYで車中泊仕様にしており、カーテンはホームセンターで購入し取り付けた

車中泊初心者にぜひ揃えてほしいのがカーテンやサンシェード。外からの視線を遮ってプライバシーを守れるだけでなく、防犯面でも安心です。

冬は冷気を防ぎ、夏は日差しをカットしてくれるので、一年中使える万能アイテム。DIYで自作するのも楽しいですが、サイズがぴったりの純正品やAIZUで車種に合ったものを選べば失敗知らずで安心ですよ。

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照明(LEDライト)

筆者撮影:キャンプでも愛用している電撃殺虫器付きLEDライト

車中泊で意外と忘れがちなのが灯り問題。室内灯をつけっぱなしにするとバッテリー上がりの原因になるので要注意です。

そんな時に便利なのがLEDライト。いくつか持っておけば配置も自由で、車内を快適に照らせます。

特にコンパクトで高輝度なLEDランタンやヘッドライトは、1つ常備しておけば夜のトイレやちょっとした外出にも大活躍してくれますよ。

車中泊がもっと楽しくなるおすすめアイテム6選

筆者撮影:バッグドアにも網戸を付けているため快適に過ごせる

筆者が車中泊を続ける中で、本当に買って良かったアイテムを厳選して紹介します。今では車中泊に欠かせない必須品ばかりです。

ポータブル電源(Jackery 1000W)

筆者撮影:Jackery1000を愛用。キャンプ・車中泊で大活躍

車中泊初心者におすすめなのがポータブル電源。電気毛布や扇風機も使えるので、旅の快適さがぐっとアップします。選ぶときは容量とポート数がポイント。

容量が大きいと長時間使えるし、ポートが多いと複数の機器も同時に使えます。自分のスタイルに合ったものを選べば、失敗なく快適な車中泊を楽しめますよ。

ポータブル冷蔵庫(F40C4TMP)

筆者撮影:18L(上)、9L(下)の2つを所有。食材や季節によって使い分けているが、車中泊では9Lが使いやすい

筆者は18Lと9Lのポータブル冷蔵庫を使い分けています。特に夏の車内は放置すると50℃以上になることもあるので、冷蔵庫があると旅の途中で買った食材や飲み物も安心して管理できます。

冷えた飲み物を一定の温度で楽しめるのも嬉しいポイント。ポータブル電源とセットで使えば、車内で快適に過ごせるので、初めての車中泊でも安心ですよ。

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IH調理器(HAGOOGI電気グリル鍋)

筆者撮影:ガラス蓋付きの鍋とグリル鍋がコンパクトにスタッキングされ、車中泊ではこれ一つで足りる

車中泊で自炊を楽しみたいなら、火気厳禁の車内でも安心のIH調理器が便利です。初心者には、鍋とグリルがセットになったタイプがおすすめ

持ち物も少なくなって、出かけるフットワークも軽くなります。この製品は温度設定ができるので、煮る・炊く・焼く・揚げるまでOK。

さらにコーティングや分解洗浄でお手入れも簡単だから、初めての車中泊でも気軽に美味しい自炊が楽しめますよ。

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LED付き扇風機(HAGOOGI OT-F12BZ)

筆者撮影:キャンプ・車中泊で大活躍。空気のこもる車中泊では、空気の循環で快適さが変わってくる

夏キャンプ用に購入したアイテムですが、車中泊でも大活躍しています。吊るす・卓上・三脚・壁掛け・挿入式と5wayの使い方で、120°の首振りが狭い車内でも快適な風を循環させます。

リズム風から強風まで調整でき、暖色LEDライトで車内をやさしく照らすのもポイント。さらに蚊を撃退する超音波機能や、10000mAhの大容量バッテリーでスマホ充電もOK。初めての車中泊でも安心して快適に使えますよ。

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網戸(AIZU専用設計品)

筆者撮影:AISUで購入した車種専用網戸。1万円ほどの割高だが家の網戸と変わらず使用でき価値ある商品

車中泊のときに便利なのが網戸。安価で汎用性のあるドア窓全体に被せるタイプや、少し高価であるものの、車種ごとの専用設計でピッタリ合うタイプの網戸があります。

窓を開けても中が見えにくいから、プライバシーもそれなりに守れます。しかも夏場は蚊の侵入を防ぎつつ風の通り道はしっかり確保。これがあるだけで快適さが全然違いますよ。

筆者は、AIZU(アイズ)で車種ごとの専用設計でピッタリ合う網戸にしました。被せるタイプは走行時外す必要があり、AIZUのは付けたまま走行できるので値段以上の価値があり気に入っています。

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ごろ寝座椅子(DCM)

筆者撮影:一度、ごろ寝座椅子でくつろぎ、睡眠をすると手放せない

ホームセンターのDCMで偶然見つけたこのアイテム、最初は自宅用にしていたが、試しに車中泊に持ち込んでみたら大正解。

厚さが約11cmあり、クッション性が高く、マット代わりにすると驚くほど寝心地がいい

さらに14段階でリクライニングできるので、ちょっとくつろぎたい時にもピッタリ。今ではテントマットの代わりに、車中泊のお供として欠かせない存在になっています。

参考HPはこちら

以下の商品は、山善から出典。他にも多数あり。

理想の車内空間をつくる車中泊アイテムで快適に過ごそう!

筆者撮影:車中泊は繰り返していくうちに、自分のスタイルに合った必要なものが出てくる。まずは出かけよう!

車中泊は、自分だけの自由な空間を楽しめるのが魅力。まずは必要なアイテムを揃えることから始め、少しずつ自分のスタイルに合わせて車内を整えていくのがおすすめです。

便利アイテムを取り入れれば、快適さも楽しさもグッとアップ。アイテム選び次第で車中泊の居心地は大きく変わるので、自分に合った工夫をしながら理想の車内空間をつくっていきましょう。