車中泊調理ならこれ一台!HAGOOGIホットプレート電気鍋徹底レビュー

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車中泊での食事、多種多様な製品の中から、どんな調理器具を選べば良いか迷っている人も多いのではないでしょうか。

狭い車内での調理には、転倒や一酸化炭素中毒のリスクを抑えられる電気調理器が最適。中でも、鍋もグリルも一体になったタイプは、あれこれ買い揃える必要がなく非常に重宝します。車中泊だけでなく一人暮らしの人にもおすすめですよ。

今回は、そういった人にチェックしてほしいHAGOOGIのホットプレート電気鍋を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

【車中泊に便利!おもしろ気になる電気調理器具おすすめ5選】の記事はこちら

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調理の熱源はなるべく電気系がいい理由

筆者撮影

ガスコンロやガスバーナーは火力が強く、調理時間を短縮できるのがメリットですよね。

しかし、炎を使う以上、たとえ換気を十分に行っていても、車内の温度は一気に上昇します。使用する際は、様々なリスクがあるので注意が必要です。

転倒した際のリスク

バーナーは便利な反面、万が一倒してしまった際には引火のリスクがあります。液体燃料のアルコールバーナーの場合は、一度倒れると燃料が広がってすぐに引火し、大変危険です。

その点、電気調理器具なら炎が出ないため、引火の心配がなく安心して使用できます。安全面を重視するなら、電気式を選ぶのが賢明な選択ですね。

換気が不十分による一酸化炭素中毒のリスク

狭い車内でガスバーナーを使う場合は、必ず十分な換気を行う必要があります。十分な外気を取り入れたり、熱気を外へ逃がすためのファンを活用するなどの工夫が必要です。

また、狭小の車内では一酸化炭素中毒の危険性にも備えておくべきです。調理中は一酸化炭素チェッカーを起動し、常に空気の状態を確認することで、安全に気を配ることが大切。こうした意味でも、車中泊では電気式をおすすめします。

HAGOOGIホットプレート電気鍋のここがいい!

出典:Amazon

HAGOOGIの電気調理器は、煮る・焼くの2役をこなし、車中泊や卓上調理にぴったりのアイテムです。
深型鍋と波型プレートは簡単に付け替え可能。ガラス蓋も付いて1台あるだけでメニューのレパートリーがより増えるでしょう。
使い勝手と機能性を兼ね備え、限られたスペースでも活躍してくれますよ。

深鍋とグリルプレートが見事にスタッキング

筆者撮影:使う分だけ加工できるケーブル結束バンドは、幅広い用途で重宝する

深鍋・グリルプレート・鍋蓋は、まるで一つの調理器具のようにきれいにスタッキング可能。
専用の収納袋や留め具が付属していないため、筆者はAmazonでストラップを購入し、十文字に固定することでしっかりとまとめています。
ストラッピングすれば持ち運びも安定し、車中泊やアウトドアでも安心して使える収納スタイルになります。

出典:Amazon Trilancer 10mx2cm 再利用可能なケーブル結束バンド

調理器具のミニマム化ができる

筆者撮影

この電気調理器があれば、1台でほぼすべての調理が完結します。深鍋ではスープやインスタント麺はもちろん、おでん・すき焼き・しゃぶしゃぶなど一人分の煮込み料理も手軽にできます。さらに炊飯も可能です。

グリルプレートでは肉類や焼きそば、餃子やお好み焼きなども美味しく調理でき、調理器具をミニマム化したい人には、万能な一台です。

ヒーターからの分離式はメリット豊富

出典:Amazon:ヒーターから脱着可能によりそのまま食卓へ

この電気調理器はヒーターと鍋が分離式になっており、調理後は鍋をそのまま外してお皿として使えるので便利です。

また、鍋とグリルは丸洗い可能で、後片付けも楽々。フッ素加工が施されているため、焦げつきにくく、水洗いだけでも簡単に汚れが落ちます

使い勝手だけでなく、お手入れのしやすさも魅力の一つですね。

均一加熱で焦げにくい

筆者撮影:設定温度まで温度設定のパイロットランプが点灯

使用中にパイロットランプが突然消え、一瞬不良品かと疑いました。実はサーモスタット機能によるもので、設定温度に達すると自動で加熱を停止するのがわかりました。

筆者撮影:設定温度まで達するとパイロットランプが消灯するサーモスタット機能

これによりプレートが設定温度以上に上がるのを防ぎ、安全性と省エネ性を両立しています。温度管理がしっかりしているため、無駄な焦つきも少なく安心して調理ができます。

サーモスタット機能の詳細は以下の通りです。

サーモスタット機能温度調理例
WARM約65〜80℃保温
LOW約100〜140℃おでん、カレー、スープ
MID約160〜200℃鍋料理、ホットケーキ
High約190〜250℃鍋料理、ホットケーキ

この商品のスペックは以下の通りです。

項目
サイズ深  鍋:17cm×17cm×15cm、
グリル鍋:直径17cm×8cm
重量1.48kg
定格消費電力600W(サーモスタット機能付)

HAGOOGiホットプレート電気鍋の検証

筆者撮影:帝核出力600Wであるが、実際は540Wであった

「HAGOOGiホットプレート電気鍋」を実際に使って検証してみました。

深鍋で湯を沸かす

筆者撮影

定格消費電力600Wの卓上調理器(実測は約540Wでした)で水500mlを沸騰させるのに所要時間は約8分ポータブル電源の消費は約9%。ガスバーナーと比較すると時間はかかりますが、車中泊など時間に急かされていない状況では、少しまったりしながらお酒でも飲みながら楽しむのもいいでしょう。

他のIH調理器具は使えるか

筆者撮影:家庭のIHコンロで使える片手鍋も問題なく使えた

この卓上調理器は、付属の深鍋だけでなく、IH対応の器具も可能。深鍋と同様に水500ml約8分で沸騰させることができ、ポータブル電源の消費も約9%と変わりません。

この結果より、様々なIH対応調理器具を活用でき、IH対応可能なホットサンドメーカーが使えるので、車中飯の楽しみもグンと上がりますよね。

グリルで肉を焼く

筆者撮影:波型プレートによりこんがりジューシーにそしてヘルシーに焼ける

波型プレートを使い、MIDの設定温度でステーキ肉を焼いてみました。余分な油がしっかり落ちるので、ヘルシーかつジューシーにステーキが焼き上がります。

フッ素加工のおかげで、油なしでもきれいに焼けるのが嬉しいポイント。使用後も水洗いだけでサッと汚れが落ち、お手入れも簡単です。

サーモスタット機能で設定温度が持続するため、焼きムラなく常に美しい焼き上がりに。誰でも失敗することなく、美味しいステーキが楽しめますよ。

荷物は最小限、料理は最大限!HAGOOGiで賢く調理しよう!

筆者撮影

HAGOOGiホットプレート電気鍋は、車中泊や一人暮らしの強い味方となる、コンパクトながらも頼れる電気調理器です。この製品の最大の魅力は、鍋とグリルがセットになっている点。限られたスペースでもこれ一台あれば、煮込み料理から焼き物まで、幅広いメニューに対応できます。

スタッキングできるので、使わないときは場所を取らず、車中泊での荷物の積載に悩むこともありません。

車中泊の持ち物は何がいいか迷う人には、この製品は重宝すること間違いなしです。調理器具をあれこれ揃える必要がなく、手軽に美味しい料理を楽しめるので、ぜひおすすめしたいアイテムです。