車中泊に憧れ、DIYにも興味があるけれど、難しそうと感じていませんか?車中泊は宿代を抑え、DIYは車内を自分好みにカスタムできる楽しい手段です。
支柱と板を組み合わせた棚づくりだけでも、車内は見違えるほど快適になります。DIYのイメージが掴めれば、初心者でも気軽に挑戦できます。完成した棚は、車内を快適にし、車中泊をさらに楽しいものにしてくれます。
今回は、DIY車中泊仕様の棚づくりで車内が、見違えるほど変化する方法を紹介します。ぜひ、参考にして下さい。
人気が高まっている車中泊の魅力とは?

車中泊は宿代を抑え、浮いたお金で食事や観光を満喫できます。宿を選ばない車中泊は、ペット連れにも最適な旅のスタイル。テントなどの設営不要でも自然を満喫しながら、道の駅巡りや観光も思いのまま行動できます。時間や場所に縛られない、手軽で自由度の高さが車中泊の魅力です。
宿代がかからず経済的

車中泊は、旅の費用をぐっと抑えることが可能です。宿泊費が不要になる分、浮いたお金で各地の美味しい食事を堪能したり、思い出に残る観光体験ができます。
さらに、ペットと一緒に旅を楽しみたい方にとって、気兼ねなく同じ空間で過ごせる車中泊は、かけがえのない時間となるでしょう。経済的なメリットに加え、ペットとの絆を深めながら、自由気ままな旅を満喫できるのは、車中泊ならではの醍醐味です。
手軽な非日常を楽しめる

自然に接するキャンパーにとっても、車中泊できる車内は大きな安心感。
設営や撤収の手間がない車中泊は、キャンプ地で予期せぬ雨や出発が遅れてしまった時でも、時間を有効活用できるのは嬉しいポイント。

海や山など豊かな自然を身近に感じられるロケーションで、コーヒーを味わったり、満天の星空の下で眠りにつくなど、非日常な体験もできるでしょう。
手軽で快適に自然の中で過ごしたい!。車中泊は、そんな願いも叶えてくれます。
行動の自由度が高い

車中泊は、旅の行動範囲と自由度を格段に広げてくれます。
その日の気分や興味に合わせて、ふらりと立ち寄った道の駅で地元名産品を見つけたり、気になる観光スポットへ気軽に足を伸ばすのも可能。宿を気にすることなく行動できるのも車中泊ならではの魅力です。
キャンプの場合、食事や灯りなどの夜支度をしなければなりません。車中泊の場合、寄り道や思いつきな行動で外食も可能。時間に縛られない、自分だけの自由な旅のスタイルを叶えてくれます。
DIYでより車内を快適に

DIYの最初は、誰もが初心者。繰り返し挑戦してみることで、作業も上達しDIYの楽しさも感じられることでしょう。
ここでは、棚作りのちょっとしたアイデアを紹介します。自分で制作したものは達成感がありますので、ぜひ参考にして下さい。
筆者の車内DIY作りは、車体に穴を開けない吊り下げ式方式です。
詳しい参照記事はこちら
DIYはハードルが高いのでは?

DIYに対して「ハードルが高いのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、心配はいりません。なぜなら、誰しも最初は知識ゼロからのスタートだからです。
私も始めた頃は、適切なビスの種類すら分からず、木材の材質や塗料についても全くの初心者でした。
しかし、DIYは繰り返し行うことで、誰でも必ず上達します。必要に応じて工具を買い足し、自然と知識や技術が身につき、ほとんどの方がDIYを楽しめるようになります。次第に、自分で何かを作り上げる喜びを味わえます。
収納したい物から逆算する棚作り

車中泊の車内を快適にする棚を作るには、事前の準備が重要です。
まず、何を収納したいのかを具体的に想定しましょう。そして、普段車内に置いている収納ケースなどのサイズに合わせて棚の間隔を決めることで、無駄なスペースがなくなり、整頓された空間を保てます。

その為には、棚を取り付ける場所の奥行き、幅、高さを計測することがポイント。この寸法に基づいて設計することで、車内にぴったりと収まり、使い勝手の良い棚を作ることができます。
テーブル一体型の棚で車内をグレードアップ

車中泊の車内をさらに快適で機能的な空間にするアイデアのうち、棚に折りたたみ式のテーブルを一体化させるという方法があります。
一体型にすることで、使いたい時だけサッと展開でき、不要な時は棚に収納されるため、テーブルを別途持ち込む必要がなく、車内スペースも有効活用できます。見た目もすっきりとし、洗練された印象になるでしょう。
食事をする際のテーブルとしてはもちろんのこと、車内ワーケーションも快適に行え、より充実した時間を過ごせるようになるはずです。
取り外し可能な車中泊仕様の作り方

車内DIYで繰り返し脱着可能にしておくと非常に便利。特に脱着箇所は木ネジにしておくことで、ビス穴だらけの心配が解消され、工具なしで脱着が可能です。
車中泊仕様車は、普段使いも考えて制作するのがポイント。ベッド台座などもいつでも取り外し可能にしておくことで、レイアウト変更も自由自在に使用できます。
DIYの裏ワザ!鬼目ナットでスマートな棚作り

木材へのビス止めは、取り外しを繰り返していくと緩んでしまうため、別の箇所にビスを打ち込み、結果木材がビス穴だらけになることはありませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが「鬼目ナット」です。

鬼目ナットを木材に埋め込み、そこに木ねじで固定する方法なら、工具なしで簡単に取り外しが可能。何度も繰り返し使えるため、緩みの心配もありません。
DIYで棚を作る際など、頻繁に部品を取り外したい場合に、鬼目ナットは非常に便利なアイテムなのでおすすめです。
フレキシブルな車中泊仕様作り

車中泊仕様の車内を考える際、「家具を積んでいる」というイメージを持つことは、後々の使いやすさに大きく繋がります。
しっかりと固定するだけでなく、必要に応じて取り外せるように設計することで、普段使いの車としての機能も損なわずに済みます。
例えば、ベッド部分の台座も、単なる就寝スペースの一部として固定せず、レイアウト変更が容易になったり、大きな荷物を積む際に取り外可能だったりと柔軟な対応にしておくのがポイントです。
棚一つで変わる快適空間を体験しよう!

今回は、DIY車中泊仕様のちょっとしたアイデアとテクニックを紹介しました。
車中泊は、キャンプ場のように屋外で広々とした活動は難しい反面、時間に縛られず自由行動ができるのが大きな魅力です。
さらににDIYで使いやすくカスタマイズすることで、車内空間を格段に向上し、自分だけの秘密基地として特別な空間が生まれます。
ぜひ、DIYにチャレンジして、自分なりの快適な車中泊空間を作ってみてはいかがでしょうか。