ソロキャンプは怖くない!段階的に楽しむソロキャンプ入門!

ノウハウ

ソロキャンプは怖い?とよく聞かれます。確かに1人で過ごす夜は、不安を感じるかもしれません。しかし、ソロキャンプで得られる開放的な自由は、何物にも代えがたい魅力があります。

誰にも邪魔されず、自分のペースで自然を満喫し、焚き火を眺めながら、静かに流れる時間に身を委ねる。そんな贅沢な時間を過ごせば、きっとソロキャンプの虜になるはずです。

今回は、ソロキャンプを始める方に向けたステップガイドを紹介します。ぜひ、参考にしてください。

ADVERTISEMENT

自信をつけるソロキャンプの段階的な進め方

筆者撮影

ソロキャンプの不安解消には段階的な挑戦が効果的。デイキャンプで基本作業に慣れ、近場での一泊を経て、徐々にステップアップしていきましょう。
経験を積むほど自信がつき、ソロキャンプの自由と達成感に魅了されるはずです。

ソロへの脱皮は、ハードルが高く感じる

筆者撮影

ソロキャンプは、ファミリーキャンプやグループキャンプ経験者でもハードルが高く感じられることがあります。
なぜなら、1人ですべての作業を行う必要があり、設営から撤収、食事、焚き火まで、不安要素が多いからです。
天候の変化やトラブルへの対応も一人で行うため、事前の準備が重要になります。不安を解消するには、近場のキャンプ場やデイキャンプから始め、徐々にステップアップするのがおすすめです。

最初は目的を持って行くと行きやすくなる

筆者撮影

ソロキャンプに挑戦する際、「何をしようか」と目的を明確にすることで、一歩踏み出しやすくなります。
「お酒を片手に、ただただのんびり過ごす」「時間をかけて、こだわりのキャンプ飯を作る」「誰にも邪魔されずに、焚き火を独り占めする」「晩酌しながらの映画鑑賞」など、些細なことで構いません。

目的があれば、準備や行動に迷いがなくなり、ソロキャンプを存分に楽しめるでしょう。

何から揃えたらいいかわからない

出典:pixabay

ソロキャンプの道具選び、何から揃えれば良いか迷いますよね。大人数の装備から、コンパクトなソロ用へ変更が必要です。まずは最低限必要なものから揃えましょう。

必須アイテムは、テント、寝袋、マット、調理器具、ライトです。
最初は高価なものを揃える必要はありません。レンタルや中古品も活用し、実際にキャンプをしながら必要なものを吟味していくのがおすすめです。

最初の初期投資は抑えよう

筆者撮影

ソロキャンプを始めるにあたって、初期投資を抑えることは賢明な選択です。まずはリユースショップ(中古品店)を活用することをおすすめします。

状態の良い中古品を見つけることができれば、初期費用を大幅に削減できます。

また、実際にキャンプをしてみて、自分に合った道具やスタイルを見つけるまで、中古品で試してみるのも良いでしょう。もし合わなければ、再度リユースショップで売却することも可能です。

このように、リユースショップを賢く利用することで、ソロキャンプを気軽に始めることができます。

リユースショップに関する記事は→こちら

100円ショップを有効的に使ってみよう

出典:DAISOオンラインショップ

ソロキャンプの初期費用を抑えるには、100円ショップも強い味方です。ダイソーも、アウトドア用品売り場を設けており、キャンプ道具がお手頃価格で手に入ります。

食器・調理器具・ライト・小物類など、必要なアイテムを低予算で揃えられます。
100円ショップの道具は、壊れても気軽に買い替えられるのも魅力です。100円ショップを賢く利用して、初期費用を抑え、快適なソロキャンプを楽しみましょう。

おすすめキャンプギアの基準

筆者撮影

初めてのソロキャンプでは、あれもこれもと欲しくなりがちですが、まずは必要最低限のアイテムから揃えましょう。

予算を決めることで、無駄な買い物を防ぎ、本当に必要なものに集中できます。
汎用性・耐久性・携帯性・メンテナンス性など、自分にとって最適なキャンプ道具を選び快適なソロキャンプができます。

テントはスペースに余裕をもつとベター

筆者撮影:テンマクデザインのパンダTCはワンポールで設営も簡単

テントを選ぶ際、定員ぴったりではなく、少し余裕をもったサイズを選ぶのがおすすめです。
テント購入の基本は「人数+1人」と言われています。ソロであれば2人用のテントを選ぶと、荷物を置くスペースや着替えのスペースも確保でき、快適に過ごせます。

また、テントを選ぶ際は、設営・撤収のしやすさも重要なポイントです。特に初心者の方は、設営が簡単なテントを選ぶことで、時間を短縮できるほか、気持ち的にも余裕ができるでしょう。

睡眠でキャンプの楽しさが変わる

筆者撮影:カリンシアG280は、限界下限「-11℃」により寒い時期に使用

キャンプでの睡眠の質は、今後のキャンプ体験を大きく左右します。特にソロキャンプでは、快適な睡眠を得られるかどうかで、キャンプの楽しみ方が全く変わってきます。そのため、寝袋選びは非常に重要なポイントです。

マミー型:
・体にフィットする形状で、保温性が高いのが特徴です。
・コンパクトに収納できるため、荷物を減らしたいソロキャンプにおすすめです。

封筒型:
・布団のようにゆったりと眠れるのが特徴です。
・普段の睡眠環境に近い寝心地を求める方におすすめです。

キャンプのスタイルや個人の好みに合わせて決めましょう。

筆者撮影:WAQインフレータブル8cm

テントマットも必需品です。地面からの冷気や凹凸を遮断し、快適な睡眠をサポートします。寝袋とテントマットの組み合わせを工夫することで、より快適な睡眠を得ることができます。

カトラリーは最小限から始めよう

出典:Amazon

キャンプでの食事は、自然の中で味わう格別な時間です。最初は最小限のアイテムから始め、必要に応じて買い足していくのがおすすめです。
100円ショップですむものもあれば、バーナーなどの調理道具があるとキャンプ料理の幅が広がります。

出典:Amazon:上記3点がスタッキングできて携行性に優れている

コッヘルに関してもスタッキングできる調理器具は、コンパクトに収納できるのでおすすめです。用途に合わせて大小変えられるものを選ぶと、さらに便利です。

シェラカップは、食器、カップ、調理道具として使える万能アイテムです。1つ持っておくと、さまざまなシーンで活躍してくれます。

テーブルと椅子選びはリラックスタイムを変える

出典:Amazon

適切な高さと座り心地のテーブルと椅子を選ぶことで、食事や休憩が快適になります。最近では、ロースタイルが主流となっており、地面に近づくことでよりリラックスできます。

自然の中で、お気に入りのテーブルと椅子に座って過ごす時間は、格別なリラックスタイムになることでしょう。

1人で味わう特別な時間のメリット・デメリット

筆者撮影

ソロキャンプの最大の魅力は、何と言っても誰にも邪魔されない自由な時間です。時間に縛られず、自分のペースで過ごせる贅沢さは、ソロキャンプならでは。

しかし、その反面、キャンプの準備や予期せぬトラブルも、すべて1人で行うリスクがあります。一人で対処しなければならないため、事前の準備と心構えが重要です。

ソロキャンプのメリット

筆者撮影

ソロキャンプ最大の魅力は、何と言ってもその自由度の高さです。誰にも気兼ねすることなく、自分のペースで好きなように過ごせる、まさに至福の時間が待っています。

例えば、時間に縛られることなく、好きな時に食事をしたり、好きな時に昼寝をしたり。朝日と共に目覚め、鳥のさえずりを聴きながらコーヒーを飲む、そんな贅沢な時間を独り占めできるのもソロキャンプならでは。

また、誰かと一緒だと、どうしても相手に合わせる必要がありますが、ソロキャンプなら、自分の好きなように時間を使えます。読書をしたり、音楽を聴いたり、ただただ自然の中でぼーっとしたり、思い思いの時間を過ごせるのです。

ソロキャンプのデメリット

出典:pixabay

ソロキャンプには、自由気ままに過ごせる魅力がある一方で、全てを一人で行わなければなりません
テントの設営から撤収、食事の準備、焚き火の管理など、キャンプに関わる全ての作業を一人でこなす必要があります。
特に、テントの設営や撤収は、慣れていないと時間がかかったり、体力的に負担になったりすることもあります。

また、天候の変化や予期せぬトラブルが発生した場合も、一人で対処しなければなりません。事前にしっかりと準備しておくことが重要です。

このように、ソロキャンプは自由で楽しい反面、ある程度のリスクや負担も伴うことを理解しておく必要があります。

ソロキャンプへの第一歩!不安を解消し、自由を満喫しよう!

筆者撮影

ソロキャンプは、ファミリーキャンプやグループキャンプとは異なり、1人ですべて準備から撤収までを行うため、不安やハードルを感じる人も多いことでしょう。

しかし、段階的にステップアップすることで、その不安は解消できます。まずはデイキャンプで基本を学び、近場での一泊から始め、徐々に経験を積むと不安も解消されていきます。

ソロキャンプの最大の魅力は、誰にも邪魔されない自由な時間です。自分のペースで過ごし、自然の中で心ゆくまでリフレッシュできます。

まずは最低限必要なものから揃え、日常の喧噪から脱出し非日常の時間を存分楽しんでください。