寒い時期の巣ごもりキャンプで、憧れの薪ストーブを使ってみたい!と思ったことはありませんか?話題の二次燃焼にも興味があるけど、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
今回は、寒い時期でもテントの中で快適に過ごせ、数ある暖房器具の中でも薪ストーブを満喫できる「POMOLY Dweller テントストーブ」を紹介します。
実践レビューを通して、その魅力を余すことなくお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。少しハードルが高いと感じていた人も、より身近に感じることでしょう。
寒い時期の巣ごもりキャンプの過ごし方

冬の澄んだ空気の中、満天の星空を眺めるキャンプは格別です。テント内を暖かくして、お気に入りの本を読んだり、音楽を聴いたり、温かい飲み物を飲んだりして、思い思いの時間を過ごせます。
冬ならではの静寂の中で、日常を忘れて心身ともにリフレッシュできるでしょう。
快適に過ごす焚き火とテント内暖房のコツ

焚き火は冬キャンプの醍醐味ですが、日が暮れると寒さが厳しくなります。焚き火の暖かさを最大限に活かすには、風向きを考慮した場所選びや、風防の設置が効果的です。
テント内では、暖房器具や厚手の寝袋を準備し、体の芯から温まる工夫をしましょう。焚き火と暖房器具を併用すれば、冬のキャンプを快適に過ごせますよ。
冬のテント内を快適にする暖房と防寒のポイント

寒い時期の巣ごもりキャンプ、静寂の中で温かい飲み物を片手に読書をする贅沢な時間は至福のひととき。風は遮られても防寒対策は必須です。
テントの広さに合わせて石油ストーブや薪ストーブなどの暖房器具を用意し、厚手のラグやマットで底冷えを防ぎましょう。
スカート付きの冬用テントは、冷たい風の侵入を防ぎ、温まった空気を逃さずテント内に留めてくれるため、必須の機能です。
温まった幕内で、お気に入りの映画を鑑賞したり、温かい鍋料理を楽しんだり、思い思いの時間を過ごせます。
幕内で過ごす際の注意点

冬のテント内は暖房器具が必須ですが、安全対策も忘れずにしましょう。一酸化炭素中毒を防ぐため、換気はこまめに行いましょう。
一酸化炭素チェッカーは、定期的に作動確認をしてください。万が一に備え、スプレー缶タイプの消火器も用意しておくと安心です。安全対策を万全にして、冬キャンプを楽しんでください。
数ある暖房器具で薪ストーブは魅力

薪ストーブは、炎の揺らめき、薪の香り、そして体の芯から温まる輻射熱など、他の暖房器具にはない魅力があります。
設置や撤収など手間はかかるものの、その分愛着も湧き、寒い時期のキャンプを非日常にしてくれるアイテムです。
薪ストーブならば焚き火気分が味わえる

石油ストーブも確かに暖かいけれど、日々の延長線上にあるような暖かさ。しかし、薪ストーブは、ゆらゆらと揺らめく炎、そして鼻腔をくすぐる木の香りがあります。
五感全体で暖かさを感じることができ、日々の喧騒から離れ、焚き火を囲んでいるかのような非日常感を味わえ、暖房器具という枠を超え、心までも温めてくれる存在です。
ストーブの天板や薪の中で調理が可能

石油ストーブは、暖房器具としての役割に特化しており、天板での調理もせいぜい鍋やヤカンを温める程度。温風ファンを載せてしまうと、スペースすらなくなってしまいます。
しかし、薪ストーブならば、広い天板を有効活用し、本格的な調理が可能です。まるで焚き火料理のように、ダッチオーブンで煮込み料理を作ったり、スキレットで肉を焼き上げたりと、キャンプ飯さながらのワイルドな料理を楽しめます。
薪の燃える音に癒される

薪ストーブの魅力は、単に部屋を暖めるだけでなく、パチパチと薪が燃える音は、まるで自然の中で焚き火をしているような心地よさをもたらし、日々の喧騒を忘れさせてくれます。
時間の流れがゆっくりと感じられ、他の暖房器具では味わえない、炎の温かさと音のハーモニーは、心身ともにリラックスさせてくれます。
POMOLY Dweller テントストーブ実践レビュー

数ある薪ストーブの中でも、今回紹介する「POMOLY Dwellerテントストーブ」は、他にはない独自の特徴があります。まず何より見た目がかっこいいですよね。
これから徹底解剖しますので、ぜひ参考にしてください。
スペックは、以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
素材 | 304ステンレス、耐熱ガラス |
重量 | 10.3kg |
サイズ | 31.5×32×225cm |
煙突 | 9つ×25cm×6cm |
薪ストーブで二次燃焼が楽しめる

薪ストーブは通常の一次燃焼が定番ですが、「POMOLY Dwellerテントストーブ」は数少ない二次燃焼が楽しめる薪ストーブです。
二次燃焼は、一次燃焼で燃え残った可燃性ガスに、高温の空気を送り込み、再度燃焼させる仕組み。
一次燃焼で発生した未燃焼ガスと混ざり合い煙や燃えカスも少なく楽しめます。そのため、他の薪ストーブに比べ熱量も高く、美しい炎が鑑賞できます。
二次燃焼についての仕組みに関する記事は→こちら
ガラス面にエアカーテンを装備

通常、薪ストーブはガラス面に煤がつきやすく、炎を鑑賞するにはこまめに拭く必要があります。拭く際は、ティッシュなどを濡らし灰をつけて拭けば簡単にきれいになります。
「POMOLY Dwellerテントストーブ」は、ガラス面にエアカーテンを装備。こうした手間が大幅に軽減されます。ガラスの前にスライドで外気を送り込むことができるため、ガラスの前に空気の層が発生し、煤が付きにくくなります。これにより、いつまでも大きな窓で揺らめく炎を鑑賞可能です。
POMOLY Dwellerテントストーブのデメリット
軽量コンパクトにより、薪の長さに気をつけなければならない点があげられます。横幅30cmのため、販売している35cm~40cmの薪が入らないデメリットがあります。
また、二次燃焼は通常のものと違い薪の消費量も多いため、ダンパーで空気循環を調整することをおすすめします。
「POMOLY Dweller テントストーブ」で至福のひとときを楽しもう!

今回は、薪ストーブでの巣ごもりキャンプで使用する「POMOLY Dwellerテントストーブ」の実践レビューを紹介しました。
横長な薪ストーブが多い中、四角い形状の佇まいが、よき相棒のように感じられるでしょう。大きな四角い窓は、エアカーテンにより炎の揺らめきをいつまでも見ることができます。
「POMOLY Dwellerテントストーブ」は、使い込むほどに味わいが増し、冬キャンプを存分に楽しませてくれる愛着の沸く薪ストーブです。