キャンプで暖を取りながら快適に過ごしたいけれど、テント選びで悩んでいませんか?「煙突穴付き」と言っても、穴の形状や素材、サイズなど、選ぶべきポイントはたくさんあります。特に、薪ストーブを使うとなると、安全性も気になりますよね。
そこで今回は、薪ストーブを安全に使えるテントの選び方から、おすすめのソロ用テントまで徹底解説します。テント内の広さやタイプなどを紹介します。冬キャンプを安全に、そして快適に楽しみましょう!
薪ストーブを使えるテントの選び方

冬キャンプを快適に過ごすために欠かせないのが、石油ストーブやガスストーブなど種類も豊富。なかでも薪ストーブは、暖房効果に優れ幕内の空気を効率的に暖めてくれます。
薪ストーブを安全にかつ快適に使用するために、薪ストーブに適したテント選びも重要。まずは、テントを選ぶポイントを解説します。
煙突穴があるかチェック

薪ストーブを使用するのを前提であれば、煙突穴付きのテントがおすすめです。煙や一酸化炭素がテント内にこもらないためです。
煙突穴周辺に耐熱処理加工が施されているものもあります。煙突穴が無い場合、熱で溶けないように煙突ガードなどを使い細心の注意を払う必要があります。
手間なく安全に設置をするならば、煙突穴付きのテントがおすすめです。
テント内のサイズに余裕があるか

薪ストーブは、本体と煙突全体が暖まる暖房器具です。そのため、本体がテントに触れないよう設置する必要があります。
薪ストーブの他に椅子やテーブルなどを置くのであれば、薪ストーブの周辺は、ある程度余裕を持ったスペース作りが必要です。
薪ストーブを実際に置いた時の幅や高さも確認しておき、ストーブの周辺スペースを考慮したテント選びがおすすめです。
設営が簡単なテントかどうか

寒さが厳しい時期に使用する薪ストーブ。長時間の寒さを避け、テントも簡単に設営したいですよね。少しでもポールの数が少なければ、設営時間も解消できます。
1本のポールが軸になるワンポールテントであれば、ストーブを使用する際の高さも確保し、設営も楽に行えます。スペースに余裕を持たせたい場合は、ベル型テントもおすすめです。
レイアウトが楽しめ、薪ストーブとの相性もいいパップテントもありますが、ワンポールテントより天井高が低めなので、事前に薪ストーブのサイズと確認しておくといいでしょう。
薪ストーブの使用に適した素材であるか

火に強い素材は、「コットン」「ポリコットン」の2種類です。特にポリコットンは、燃えにくくて軽量であり、シワになりにくい特徴があります。
「コットン」の場合、重量も重くシワになりやすいため、大きな欠点がない「ポリコットン」がおすすめです。
「コットン」「ポリコットン」共に、生地が暑さで広がり、寒さで縮まる特徴があるため、夏は涼しく冬は暖かく快適に過ごせます。
可燃性にも強いため、薪ストーブの煙突からの火の粉からテントを守るばかりか、吸湿性にも優れているため、結露がしにくく通年使用可能な素材です。
煙突穴付きソロ用テントおすすめ7選
それでは、煙突穴付きソロ用テントを紹介します。ぜひ、参考にしてください。
WAQ Alpha TC SOLO DX

Alpha TCよりも広さと高さをアップデートしたソロ〜デュオ用テント。素材は高い遮光性と通気性を兼ね備えたポリコットン生地を採用しています。
二股ポールを標準装備。ワンポールテントの弱点でもあったセンターポール付近のデッドスペースを解消し、テント内の自由度・快適度がグンと増しています。
項目 | 詳細 |
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サイズ | 300×300×160cm |
重量 | 9.5kg |
素材 | ポリコットン |
OneTigris CONIFER テント

二股ポールを採用することで、従来のワンポールテントと比較し、テント内部での活動スペースが広いのが魅力です。
テントスカートは、巻き上げ可能。夏は巻き上げ通気性をよくし、冬は下ろして外気の冷気を遮断することで、薪ストーブとの組み合わせで快適に過ごせます。
項目 | 詳細 |
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サイズ | 260×260×180cm |
重量 | 6.8kg |
素材 | ポリコットン |
GOGlamping G・G PUP 2.0パップテントTC

ポリコットン素材に対応した特殊なシームテープを採用。これにより、頂点の縫い目から雨漏れを最大限に防ぐことができます。生地表面にも撥水加工が施されています。
後方もファスナーで開閉可能。前後入口の巻き上げなどにより、12種類以上のスタイルに変身でき、自分スタイルが組み立てられるパップテントです。
項目 | 詳細 |
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サイズ | 365×300×155cm |
重量 | 6.3kg |
素材 | ポリコットン |
OneTigris Northgaze ポリコットンTC

スカート付きのワンポールテント。スカート部分は巻き上げが可能なため、風通しもよく快適に過ごせます。幕の上部には煙突口が装備。使用しない時は煙突カーテンで防雨します。
キャノピーを広げれば、タープ要らずのゆとりあるサイズ空間。食器やランタンなどを吊るすためのウェビングベルトが付き、収納時の煩雑さを軽減できます。
項目 | 詳細 |
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サイズ | 360×360×205cm |
重量 | 7.2kg |
素材 | ポリコットン |
POMOLY STOVEHUT TC パップテント

4シーズン過ごせるブッシュクラフトシェルタースタイルのテント。2つのトレッキングポールとパラコードだけで設営が可能な簡単な組み立てが特徴です。
生地は1,000mm耐水圧をもったポリコットンを採用。煙突穴を通して、テントの中で薪ストーブも使え、ストーブ室を荷物置き場にしたりと自由度の高いパップテントです。
項目 | 詳細 |
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サイズ | 222×150×125cm |
重量 | 4kg |
素材 | ポリコットン |
KingCamp ベルテント 5m TCテント

グランドシートにPVC510gsmを採用し、耐水圧20,000mmを実現。テント表面には防水加工が施されているため、雨の日でも安心して使用できます。
二重構造を採用しており、熱気を逃がしながら涼しさを保ち、夜間の低温や風からもしっかり守ってくれます。広々としたスペースで大人数でも快適に過ごせます。
項目 | 詳細 |
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サイズ | 500×500×300cm |
重量 | 44.7kg |
素材 | ポリコットン |
YOKA(ヨカ)YOKA CABIN

ベイカーテントという歴史あるスタイルをベースに、パップテントと組み合わせることで、高い居住性と唯一無二のスタイルのテントです。
寝室スペースと前室は、大きな間仕切りで区切られており、デュオサイズの2ルームテント。クラシカルなイメージも相まって、オシャレなキャンプや武骨なスタイルに合うテントです。
項目 | 詳細 |
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サイズ | 355×270×220cm |
重量 | 12kg |
素材 | ポリコットン |
薪ストーブ対応テントで冬キャンプを満喫しよう!

薪ストーブをテントで使用する場合は、薪ストーブに対応したテント選びが重要です。煙突を外に出せる煙突穴、燃えにくい素材のコットンやポリコットンが適しています。
今回は、薪ストーブ対応テントの選び方やおすすめテントを紹介しましたが、テント内での暖房器具は原則禁止されています。
使用する際は、こまめな換気と一酸化炭素チェッカーは必須です。自己責任の元、薪ストーブに対応したテントで安全に冬キャンプを満喫してくださいね!