Thous Windsアイロンストーブ!外観から機能まで徹底レビュー!

キャンプ

最近、何かと話題のアイロンストーブ。一般的なオイルランプであるハリケーンランタンと形状が異なり、山のように燃える炎は、正に火を見るためのアイテムです。

この箱型の形状は、9.3cm幅の芯を使用するため。より明るい光量とガラス越しに映る炎は、ガラス越しの薪ストーブのような感覚を感じることでしょう。

数ある中でも、一目惚れしたThous Windsのアイロンストーブを入手!しましたので、そのディテールについて紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

アイロンストーブについての記事は→こちら

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アイロンストーブの魅力

出典:Amazon

ネット広告や通販でも出始めてきたアイロンストーブですが、検索すると予想よりも数多く出ているのに驚きます。

注目度が、焚火台や薪ストーブほどでは無かったからなのかもしれません。新たな火遊び道具として、キャンプに適したギアだと、よくわかりました。

アイロンストーブとは?

出典:pixabay

アイロンストーブとは、100年以上前、まだ電気のない時代のアメリカで発祥しました。

文字通りアイロンを温める道具ですが、「アンティークアイロン」で検索すると、その当時のアイロンを見ることができます。

それが今、復刻版として販売され注目を集めているのです。

レトロアンティークの風貌

アイロンストーブの魅力は、渋さ満載のレトロ感。当時のアンティークさはそのままに、現代に蘇りました。形状・構造共にハリケーンランタンにはない風貌です。

コンパクトな辞書のような角形ランプは、アウトドアの景色に映え、新たな炎を見る楽しさを教えてくれます。

1台3役が注目の的

出典:Amazon

アイロンストーブがアウトドアギアとして使われる要素として、熱効率が高い・耐久性が良い・多様性がある・携行性に優れているなどがあります。

これらの特徴と幅の広い芯を使用しているため、熱を均一に伝え、調理や暖をとるのにも適し、より明るい照明器具として1台3役の多機能キャンプギアとして活躍します。

Thous Windsのディテール紹介

筆者撮影

アイロンストーブは、5万円以上するものもあり、決して安い買い物ではありません。今回紹介するThous Windsは3万円以下と比較的リーズナブルに購入可能。

他社から色々出てますが、使い勝手の評判も良く鎮座した姿がかっこいいため、購入に踏み切りました。

全体のスペック

筆者撮影:ケースは欲しかったので、別途購入した。

商品の内容は、本体、ゴトク、替え芯、三角レンチです。ケースが欲しかったので別途購入しました。灯油も可能ですが、パラフィンオイルを推奨しています。

ゴトクは使用時に取り付け、運搬時には取り外すことが可能。タンクとホヤで取り外しができるため、メンテナンスもしやすい構造となっています。

詳細
サイズ15.7×11×21cm
重量約1.7kg
タンク容量400ml
使用時の容量3/4程度(300ml程度)
連続燃焼時間8時間

口コミレビュー(出典元:Amazon)
・使ってよし、見てよし、飾ってよし、自己満足200%
・質感に大満足。体感で弱中火〜とろ火の火力、万能に活躍。
・炎も安定し火力もOK。見た目もデザインもほぼ完璧です。

ゴトクのディテール紹介

筆者撮影

ゴトクサイズは11cm×15.7cm。左右設置の回転式のレバーで固定されます。メスティンに丁度いいサイズです。ゴトクの素材も鉄なため、熱伝導率が高く、調理や保温に最適です。

お湯を沸かしたり、鉄板で焼く際は、円形よりもメスティンのような同形状の方が、熱伝導も効率的でしょう。

窓枠のディテール紹介

筆者撮影

マットブラックに真鍮色の窓枠がレトロアンティークに拍車。チャームポイントの渋さです。
着火する方法としては2パターン。

・正面の窓が観音開きの扉です。固定されたレバーを解除することで、扉が開き着火が可能です。

筆者撮影

・背後の中央レバーを掴むと、上部のホヤが傾き、着火できます。

筆者撮影

その他ディテール紹介

筆者撮影

マットブラックに真鍮色は、本当によく似合い心奪われます。真鍮のプレート・真鍮の給油口・真鍮のサイドノブ。真鍮の窓枠から見える炎は、心落ち着くことでしょう。

これら真鍮パーツのアクセントが、シンプルな構造の中にあるため、インテリアにもなるのがThous Windsの魅力です。

Thous Windsのメリット・デメリット及び注意点

筆者撮影

ここで、機能的なメリットとデメリットをまとめておきます。

メリット

・幅広の芯と鉄素材により、調理・暖房・照明が可能。
・ガラス越しに見える炎のゆらめきは、まるで薪ストーブのような感覚。
・部屋のインテリアにもマッチする。

デメリット

・コンパクトながら片手だと重量が結構ある。
・約20h燃焼するハリケーンランタンに対し、公式8hと連続燃焼時間はあまり良くない。
・給油口はパッキンがないため、空の状態での移動が望ましい。
・持ち手がないため、吊るすことは不可能。

注意点

幕内での使用は自己責任です。本製品を幕内で使用する際は、必ず一酸化チェッカーを用意し、十分な換気を行ってください。

タンクは密閉されていないので、運搬時の揺れに伴いオイル漏れの原因となります。オイルは撤収時に抜いておくか、使い切ってしまうかがおすすめです。

芯を上げすぎると、ガラスが煤だらけになり、せっかくの柔らかい炎も見ることができません。説明書では、炎の高さはガラス窓の2/5以下に抑えての使用を推奨しています。

Thous Windsアイロンストーブは所有欲を満たす逸品だった!

筆者撮影

実際、キャンプ地ではまだ使用しておらず、早く使ってみたいキャンプ道具の上位ランクです。ソロやデュオであれば十分なアイテムな気がします。

アイロンストーブは、かつて馬車内で暖房として使われていたそうです。色々な可能性を秘めているアイロンストーブ。まだ使用していなくとも、そばにあるだけで所有感で満ち溢れるアイテムです。